通夜の後、家族や親族がろうそくの火を絶やさないよう寝ずの番をして、夜通し偲ぶことが習わしでした。最近では、消防法の関係により、線香やろうそくの火を消さなくてはいけません(※斎場・葬儀場によって消す時間は異なります)。
宿泊できる斎場・葬儀場もありますが、家族や親族の体調を考慮し、通夜後は帰宅する方が多い傾向にあります。
もともと「お通夜」という言葉の意味は、遺族が夜通し故人を偲びながら蝋燭や線香の火を絶やさないように夜通し寝ずの番をした事から「夜通し」が転じて「お通夜」となりました。
そして線香の火には魔除けの意味や場を清浄に保つ意味合いがあったようで、それ以外に衛生面でも線香が一役買っていたようです。
宗教的な観点から見ても「火」にはあの世とこの世を結ぶ大切な役割があり、線香の香りと蝋燭の火の明かりで「故人が迷わずにあの世に行くための道案内」という役割のようです。
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